世界で最も面積が大きい国はどこか、すぐに答えられるだろうか。答えはロシアで、その広さは日本の約45倍にもなる。世界には200近い国があり、1000万km²級の大国から、東京都より小さな国まで、面積は実にさまざまだ。本記事では、世界の面積ランキングをトップ10の一覧表で整理し、上位の国々の特徴や、日本の順位、面積の小さい国、知って驚く豆知識までをわかりやすく解説する。世界地図を見る目が変わる、面積の基礎知識をまとめた。
世界の面積ランキングTOP10
世界で面積の大きい国トップ10を一覧にまとめた。上位は広大な国土をもつ大国が並ぶ。
| 順位 | 国名 | 面積(約) |
|---|---|---|
| 1位 | ロシア | 1710万km² |
| 2位 | カナダ | 998万km² |
| 3位 | アメリカ | 983万km² |
| 4位 | 中国 | 956万km² |
| 5位 | ブラジル | 852万km² |
| 6位 | オーストラリア | 774万km² |
| 7位 | インド | 329万km² |
| 8位 | アルゼンチン | 278万km² |
| 9位 | カザフスタン | 272万km² |
| 10位 | アルジェリア | 238万km² |
1〜3位|圧倒的な広さの大国
上位3か国は、いずれも1000万km²前後という圧倒的な広さを誇る。それぞれの特徴を見ていこう。
- 1位 ロシア:面積は約1710万km²と、2位以下を大きく引き離す世界最大の国。ヨーロッパからアジアまでまたがり、11もの時間帯をもつ。日本の約45倍の広さだ。
- 2位 カナダ:約998万km²で、北アメリカ大陸の北部を占める。国土の多くが森林や湖、寒冷地で、豊かな自然に恵まれている。
- 3位 アメリカ:約983万km²で、カナダとわずかな差の3位。広大な国土に多様な気候と地形が広がっている。
4〜6位|大陸規模の国々
4位から6位も、大陸を思わせるスケールの国が続く。人口や自然でも世界的な存在感をもつ。
- 4位 中国:約956万km²で、アジア最大の面積をもつ。世界有数の人口を抱え、砂漠から高原まで多様な自然が広がる。
- 5位 ブラジル:約852万km²で、南アメリカ大陸の大部分を占める。世界最大の熱帯雨林アマゾンを有することで知られる。
- 6位 オーストラリア:約774万km²で、国全体がひとつの大陸になっている唯一の国。内陸部には広大な砂漠が広がる。
7〜10位|世界の広い国々
7位以降も、それぞれの大陸を代表する広い国が並ぶ。上位とは差があるものの、いずれも大国だ。
- 7位 インド:約329万km²で、南アジアの大部分を占める。世界有数の人口を抱える国でもある。
- 8位 アルゼンチン:約278万km²で、南アメリカ大陸の南部に位置する。細長い国土が特徴だ。
- 9位 カザフスタン:約272万km²で、内陸国としては世界最大の面積をもつ。中央アジアに広がる。
- 10位 アルジェリア:約238万km²で、アフリカ大陸最大の面積をもつ国。国土の大部分をサハラ砂漠が占める。
日本の面積と順位
世界の中で、日本の面積はどのくらいの位置にあるのだろうか。数字で見てみよう。
- 面積は約38万km²:日本の面積は約37万7000km²で、世界では中規模の国土にあたる。
- 世界で約63位:世界の国の中では約63位。小さいイメージを持たれがちだが、200近い国の中では中位に位置する。
- ドイツやイタリアと同程度:日本の面積は、ドイツやイタリアなどヨーロッパの主要国と近い広さだ。決して小さすぎるわけではない。
面積の小さい国
世界には、驚くほど小さな国もある。大国とは対照的なミニ国家を紹介する。
- 世界最小はバチカン市国:面積わずか約0.44km²で、世界最小の国。ローマ市内にあり、カトリックの総本山として知られる。
- 2番目はモナコ:約2km²の小さな国で、地中海に面した高級リゾートとして有名だ。
- 小さな島国も多い:太平洋やカリブ海には、ナウルやツバルなど、非常に面積の小さな島国が点在している。
大陸別の最大の国
各大陸には、それぞれ面積の大きい代表的な国がある。大陸ごとに見ると世界の広さが整理しやすい。
- アジア最大は中国:約956万km²で、アジアで最も広い。ロシアはヨーロッパとアジアにまたがるため、アジア単独では中国が最大級だ。
- アフリカ最大はアルジェリア:約238万km²で、かつてはスーダンが最大だったが、南スーダン独立後はアルジェリアが最大となった。
- 南アメリカ最大はブラジル:約852万km²で、南米大陸の半分近くを占める。アマゾンの熱帯雨林が広がる。
- 北アメリカ最大はカナダ:約998万km²で、アメリカを上回る北米最大の国。国土の多くが自然に覆われている。
面積を実感してみよう
数字だけではピンとこない面積も、身近なものと比べると実感しやすい。スケール感をつかんでみよう。
- ロシアは日本の約45倍:世界最大のロシアは、日本の約45倍もの広さ。1国だけで地球の陸地の1割以上を占めるほどだ。
- アメリカは日本の約26倍:3位のアメリカでも、日本の約26倍。上位の国がいかに広大かがわかる。
- 10位でも日本の6倍以上:10位のアルジェリアでさえ日本の約6倍。トップ10の国々は、いずれも日本を大きく上回る広さをもつ。
- 上位6か国で陸地の約4割:ロシアからオーストラリアまでの上位6か国だけで、地球上の陸地のおよそ4割を占めるといわれる。少数の大国に広大な土地が集中していることがわかる。
国土面積とは
ランキングで使われる「面積」は、何を指しているのだろうか。定義を知ると数字の意味が理解しやすい。
- 陸地と内水を含む:国土面積は、陸地のほか、湖や川などの内水も含めた総面積で表されるのが一般的だ。
- 海は含まない:領海や排他的経済水域(EEZ)などの海域は、国土面積には含まれない。海を含めると順位は変わってくる。
- 統計によって差がある:国境の扱いや測定方法の違いで、資料によって数値や順位が多少異なることもある。
面積ランキングの豆知識
面積のランキングには、知っておくと面白い豆知識がある。世界の広さを実感してみよう。
- ロシアは飛び抜けて大きい:1位のロシアは、2位カナダの1.7倍以上。1国だけで地球の陸地の1割以上を占めている。
- 上位に大陸国家が並ぶ:トップ10には、それぞれの大陸を代表する国が並ぶ。国土の広さは自然や資源の豊かさにもつながる。
- 面積と人口は一致しない:面積が大きくても人口が少ない国(カナダやオーストラリアなど)もあり、面積と人口の順位は必ずしも一致しない。
まとめ
世界の面積ランキングは、1位ロシア、2位カナダ、3位アメリカ、4位中国、5位ブラジルと、大陸規模の大国が上位を占める。日本は約38万km²で世界約63位と、中規模の国土にあたる。一方で世界最小のバチカン市国は約0.44km²しかなく、国によって広さは大きく異なる。面積を知ると、世界地図の見え方や国々のスケール感がぐっと身近になる。面積と人口が必ずしも一致しない点など、数字を比べてみると、さまざまな発見があるはずだ。本記事の一覧を、地理の学習や雑学のネタとして、ぜひ役立ててほしい。