記号一覧|よく使う記号の読み方・意味・使い方を完全まとめ

文章を書くとき、検索するとき、SNSに投稿するとき——記号は日常的に使われているが、正確な読み方や意味を把握している人は意外と少ない。「※」を「こめ」と読む人もいれば「アスタリスク」と混同する人もいる。本記事では、よく使う記号の読み方・意味・使い方を一覧形式でまとめた。




句読点・括弧類

記号読み方主な使い方
。句点(くてん)文末に置く。文の終わりを示す。
、読点(とうてん)文中の区切り。呼吸・意味の区切りを示す。
「」鉤括弧(かぎかっこ)会話・引用・強調。日本語で最も一般的な引用符。
『』二重鉤括弧書名・作品名、または鉤括弧の中でさらに引用するとき。
()丸括弧(まるかっこ)補足説明・読み仮名・注釈。
【】隅付き括弧(すみつきかっこ)見出し・ラベル・強調。メールの件名などに多用。
〔〕亀甲括弧(きっこうかっこ)辞書・法律文書での注釈に使われることが多い。

数学・演算記号

記号読み方意味・使い方
+プラス加算。足し算。「プラス思考」など転義でも使われる。
-マイナス減算。引き算。負の数を表すときにも使う。
×かける・バツ乗算(かけ算)。不正解・禁止のマークとしても使われる。
÷わる除算(割り算)。日本や英国で使われる記号。欧米では「/」が多い。
=イコール等号。両辺が等しいことを示す。
≠ノットイコール不等号。両辺が等しくないことを示す。
≦ ≧以下・以上「≦」はその数を含めて小さい、「≧」はその数を含めて大きい。
∞無限大(むげんだい)限りなく大きい数・概念を表す記号。
%パーセント100分率。全体を100としたときの割合を示す。

特殊記号・よく使う文章記号

記号読み方意味・使い方
※米印(こめじるし)・注記符「注意」「補足」を示す。「※ご確認ください」のように使う。アスタリスク(*)と混同されがちだが別物。
★ ☆星印(ほしじるし)評価・ランキング・強調。塗りつぶしが「★」、白抜きが「☆」。
○ ×マル・バツ正解・可を「○」、不正解・否を「×」で示す。日本固有の慣習。
△三角(さんかく)「どちらとも言えない」「要注意」「条件付きでOK」の意味で使われる。
→ ←矢印(やじるし)方向・流れ・変化・対応関係を示す。「A→B」で「AからB」を表す。
〒郵便番号記号日本の郵便番号を示すマーク。住所欄・封筒に使う。
〇白丸(しろまる)伏せ字・空欄。「〇〇様」のように名前を伏せるときに使う。
…三点リーダー文の余韻・省略・間を示す。「……」と2組つなげて使うのが正式とされる。
―ダッシュ補足・説明・引用の前置き。「結論―それは間違いだった」のように使う。
〜波線・から範囲(「9時〜17時」)、語調の伸ばし(「そうですよ〜」)に使う。
&アンド「and」の意味。英語圏起源の記号で、日本語文書でも広く使われる。
@アットマークメールアドレスの区切り。単価を示す「@100円」の用法もある。
#ハッシュ・番号記号SNSのハッシュタグ(#料理)、番号の前置き(#1)に使う。

通貨記号

記号読み方通貨名
¥円マーク日本円(JPY)
$ドルマーク米ドル(USD)・カナダドルなど複数の通貨で使用
€ユーロマークユーロ(EUR)。EU共通通貨。
£ポンドマーク英国ポンド(GBP)
₩ウォンマーク韓国ウォン(KRW)

JIS規格での記号の正式名称

日本工業規格(JIS X 0208)では、記号に正式な名称が定められている。日常的な呼び方と異なる場合があるため、書類や仕様書を作成する際は注意が必要だ。

  • !(感嘆符):一般に「ビックリマーク」「エクスクラメーション」とも呼ばれる。文末の強調・驚きを表す。
  • ?(疑問符):一般に「クエスチョンマーク」とも呼ばれる。疑問文の末尾に使う。
  • ・(中黒):「なかぐろ」「中点」とも呼ばれる。箇条書き・並列語句の区切り(「東京・大阪・福岡」)に使う。
  • /(スラッシュ):「斜線」とも呼ばれる。選択肢の区切り(「和/洋」)、日付の区切り(「2024/7/2」)、URL内の区切りに使う。
  • *(アスタリスク):「星印」とも呼ばれるが、※(米印)とは別物。プログラム・数式での乗算記号、注釈マークとして使う。

記号の入力方法(PC・スマホ)

日本語IME(Windows・Mac・スマホ)では、読み方で変換できる記号が多い。代表的な入力方法をまとめた。

  • ※(米印):「こめ」「きごう」で変換。Windowsでは「※」一発で候補に出る。
  • →(矢印):「やじるし」「みぎ」「arrow」で変換。「→↑↓←」すべて変換可能。
  • …(三点リーダー):「てん」「りーだー」「…」で変換。
  • 〒(郵便):「ゆうびん」「〒」で変換。
  • ℃(度):「おんど」「ど」で変換。温度の単位として使う。
  • ①〜⑳(丸数字):「まるいち」「まるに」で変換。Windows・Macとも対応。
  • ㎡・㎞・㎝(単位記号):「へいほうめーとる」「きろめーとる」「せんちめーとる」で変換可能。

スマホの場合、日本語キーボードの「記号」タブや、英語キーボードへ切り替えることでアクセスできる記号が増える。特殊記号はコピー&ペーストするのが最も確実だ。

よくある疑問(FAQ)

「※」と「*」の違いは?

「※」は日本語圏特有の注記符で、「注意・補足」を示す。「*」(アスタリスク)は欧米由来で、脚注・乗算・ワイルドカードなどに使われる。用途は似ているが、文書のスタイルに合わせて使い分けるのが適切だ。日本語ビジネス文書では「※」が標準的。

「…」は1つで使う?2つで使う?

文章作法では「……」(三点リーダー2個)を1セットとして使うのが正式とされている。ただし、SNSや非公式な文章では「…」1個を使うことも一般的になっている。出版物や公式文書では2個使いを守るのが無難だ。

「ー」と「-」の違いは?

「ー」は長音符(ちょうおんぷ)で、カタカナ語の伸ばし音を表す(「コーヒー」「ゲーム」)。「-」はマイナス記号または横線(ハイフン・ダッシュ系)で、数式や英単語の区切りに使う。日本語入力では混同されやすいが、使う場面が異なる。

丸数字(①②③)はどこまで使える?

JIS X 0208では①〜⑳(1〜20)が規定されている。ただし環境によって文字化けしやすく、メールや古いシステムではなるべく使わない方が安全だ。Webページ・PDF・Wordファイルでは基本的に問題なく表示される。

「〜」と「~」は同じ?

見た目は似ているが別の文字だ。「〜」は全角の波ダッシュ(U+301C)、「~」は全角チルダ(U+FF5E)で、コードポイントが異なる。Windowsでは「~」が標準的に使われ、MacやLinuxでは「〜」が表示されることが多い。システム間でコピーするとき文字化けの原因になりやすい記号の一つなので注意が必要だ。

「!」「?」は文末に句点をつける?

日本語の正書法では「!」「?」の後に句点「。」をつけない。感嘆符・疑問符自体が文の終わりを示すからだ。ただし、小説・マンガなどの表現では「そうか! 行こう」のように空白(全角スペース)を一つ置くスタイルが使われることがある。ビジネス文書では「!」「?」の多用は避け、通常の句読点で締めるのが一般的だ。

まとめ

記号は文章・数式・デジタルコミュニケーションのあらゆる場面で使われる。「※」と「*」の違い、三点リーダーの使い方など、細かい使い方を知っているだけで文章の質が上がる。本記事の一覧を手元に置いて、必要なときに参照してほしい。

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